８月１７日〜１９日の二泊三日，国際科一年生恒例の英語合宿「サマーセミナー」に同窓会として参加した。私にとっては二度目のサマーセミナー，しかし今回は生徒としてではなくインストラクターという立場でお世話になった。サマーセミナーは毎年夏期休暇中に国際科一年生を対象に行われる英語合宿で，日程中はほぼ全てのコミュニケーションを英語で行うという，国際科行事の一つである。私も一年生の時参加した。今回も三年前と同じ場所，そしてほぼ同じ内容のスケジュールの三日間，いろいろなことが思い出されとても懐かしかった。合宿中生徒は数グループにわかれ，ネイティブを含むインストラクターとともに与えられた英語の課題をこなしていく。課題には様々なものがあり，まずは英語の早口言葉に始まる。初めは少し恥じらいながらも賢明に取り組む生徒たちの姿が印象に残る。そしてカラオケコンテスト，英語での寸劇，朗誦などと続き濃い内容の三日間だ。また生徒は全員，課題の総仕上げとして前に出て発表をしなければならない。またこの発表がインストラクターによって評価され，優秀なグループや個人には閉会式の時賞状が手渡される。友達や先生，ネイティブの前での発表，しかも第二言語での発表は並大抵のことではないと思うが，彼らは初めのうちはつまずきながらも，次第に自信を持ち真剣に取り組んでいた。このような発表などを通して彼らは自分を表現する方法を身に付けていくのではないだろうか。 
また，私にとっての今回の参加は，たくさんの後輩と交流ができ貴重なものとなった。休憩時間や食事の時などの会話を通し，国際科の現状を聞くことができたし，自分なりの国際科のアドバイスもできた。このような交流は双方にとって価値のあるものであると思う。また先生方やネイティブからもいろいろなアドバイスを頂くことができた。このような卒業生と在校生の交流がもっともっと盛んになることを願ってやまない。最後になりましたが，久保田先生，殿重先生をはじめお世話になった先生方，そして貴重なアドバイスを頂いたネイティブの方々，本当にありがとうございました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。 （文責：松本＠２２期）
|
