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看板設置工事（10月26日）

　母校創立２０周年の際，同窓会は母校に対して寄付をしたが，節目として形に残る事業はしなかった。また，2001年秋頃母校から，公立高校と言えども積極的にアピールをする時代であり看板を寄贈してくれないかとの打診があった。そこで，2002年１月の役員会において議論した結果，同窓会設立２０周年事業として看板制作を行なうことが決定した。

　当初，校名を入れた看板を校舎や体育館屋上に設置することを考えていた。予算や風圧に対する安全性，看板設置効果を考慮した結果，校舎屋上等に校名の入った看板を設置することを断念。その後，学校内の施設や場所，ＯＢたちが残してきた卒業記念品を看板にして校内に設置してはどうかという代案が提出された。学校には，地域の中学生やＰＴＡ，地域の方々など多くの来客がある。漠然と校名を書いた看板を掲げるよりも，代案の方がより安芸府高をアピールできるであろうし，4月に入学してくる新入生や在校生にも，自分たちの学校への意識付けのサポートとなることを期待できる。

　以上の経緯を経て，2002年５月下旬から１１月１日の「学校へいこう」週間（11/1のキャリアガイダンス）に照準を合わせて，実際に設置した看板の作成を開始した。

　この記念看板製作は，記念事業の一つとして発行した冊子『The AKIFU Chronicle』と連動している。冊子編集には，旧教職員や現教職員，同窓生にインタビューをしたり，同窓生に座談会を開いてもらうなどして原稿作成を行なった。また，開校時から現在に至るまでのPTA新聞，卒業アルバム，公孫樹，周年記念冊子等を母校とPTAに提供して頂き，資料とした。これらを資料として，企画を同窓会事務局が行い，看板制作を（株）アド・キョウサイの７期生・京才里見が行なった。

　2002年10月26日，母校事務室前の来賓用駐車場の法面前に設置し，翌日10月27日午前11時から除幕式並びに母校への贈呈式を挙行した。